自動車の残価率って意味あるの?※全く意味がない理由

 
自動車には残価率(残価設定率)というものがあります。

どういう意味なのかと言えば中古車の価値がどれくらい残るのか?といった意味になります。

ですから残価率50%と言えば大体新車で買った時の半値になるという感じで良いでしょう。正確には残価率はやや複雑な計算でもって算出するために車体価格の半値が50%だとは言えないものです。

しかしおおよそ半分と考えれば理解しやすいでしょう。そして問題は年数が経ってからの価格で3年3万キロだと人気車は60%、不人気車は40〜50%といったところが相場だとか言われたりします。

でこの残価率って何の意味があるのか?ということです。

最近は車を手放す人は少ない


そもそも最近の傾向としては新車で買って3年で売り払ってまた他の車に乗り替える人は少ないということです。
大昔ならそういう人はたくさんいましたが今はそういう無駄なことを進んでする人はほとんどいなくなりました。

お金持ちの人でクルマ好きならよく乗り換えていますが普通の人にはそういうことはできにくい世の中になっています。

ですから3年3万キロで残価率60%だからリセールが良い、この車はいい車だ!とか言っても全くといって意味がありません。

もしもあなたが3年で飽きてスグ乗り替えるような人ならそれは意味があるのでしょうがそうでないとしたら全くと言って意味がないと言えます。

高く売れる内に乗り換えた方がお得なのか?


例えば高く売れる内にどんどんと乗り換えれば新しい車を買う場合は全額ダサなくて済むからお得だという考え方はあるでしょう苦笑。

しかし10年で3回も乗り替えるとすると計算すると分かりますよね。
初回は300万円の車を買ったとします。

@10年300万円を乗った場合
総額:300万円

AI年で3回乗り換えた(初回含む)
※乗り換えは残価率60%で売却、再び300万円の車を購入するという条件
300万円+120万円+120万円=総額:540万円

以上のような計算になります。
まあハッキリ言って計算するまでもありませんが買い替えた方が総額は大きなものになります。

何と言っても10年で3回も乗り換えていますからね。※初回含む

残価率が60%あったとしても240万円も出費がかさみます。これはバカかもしれません…笑。

だったら最初から500万円の車を買って大事に10年乗ったほうがお得だし、またどんどんグレードを上げていって高い車に乗り換えていくと更に総額は増えるということになりますね。

ですから新車を買う場合には10年は納得して乗れそうな車を買うと一番オトクかもしれません。

今でも正直たまにディーラーに言われてついつい買い替えてしまう人はいますね。下取りをサービスするから新しい車に乗り換えませんか?という悪魔の囁き。

お客さんが好きそうな車に今なら「あの新車に100万円で乗れますよ、下取りで200万円出します」みたいな。馴染みのお客さんの車なんで状態はディーラーで分かっていますし、この人なら払えそう、新しいの欲しそうというのは分かるわけです。

何かこう言われるとえ?たった100万円で新車に乗れるのか〜買ったばかりだけど乗り換えたいな〜って思いますよね。
しかしこうやって次々と車検の度に乗り換えていくと上で示したように大損をこきます。

国産車を短期間に次々と乗り替えると240万円の損を被るのです。これは別に車のグレードは上げていないですし300万円くらいの車を買った結果です。

残価ローンに残価率は関係するのか?


これは全く関係がありません。
残価ローンの残価率は自分で設定していくら払うのかという意味での残価設定型ローンの残価になります。

下取りが高いとかそういう意味とはまた別の話になってきます。
結局残価ローンは車体価格に対して例えば5年後にいくら払えば自分の車にできるのかという金額を決めてその残りをローン払いするという仕組みです。

5年後に自分の車として引き取らない場合はローンを払って手放すことになります。
これはお得なのかどうかというのは微妙な話ですがどうしても総額が払えないけど乗りたいという車があれば有りかもしれませんね。

輸入車でもよくやっていてぶっちゃけ輸入車は全額払っても下取りの際はトヨタにさえ遠く及ばないリセールになるので残価ローンで買った場合がいいかもしれません。この場合は絶対に残金を払わないで手放すこと。必須ですね。気に入ったからと言って残金を払っても一切得をしないと思います。

リセールの残価率は誰が決める?


これは業者間オークションの結果を元にだと考えられます。
実際に業者間で取引される価格を元にするので買取の際はこれを参照して普通の人から業者は買い叩く訳です苦笑。

まあ買取や下取りはその場の雰囲気とかやり取りで価格がずいぶんと変わってくるのでたしかにリセールの残価率とか参考価格、相場があるのですがそのとおりに買い取ることはないです。

またその相場表は見られないのかと言えばこれは無理ですね。業者だけが見られるもので有料かつ関係者にしか公開されていません。何らかの関係があって申請してお金をはらえばあなたも見られるかも?

税金や経費の残価率とは?


後は減価償却という考え方というか経費に対する残価率もあります。

車の購入は経費になる場合があります。4年経過した中古車であれば一括経費でその年度の経費計上できますが新車ですと何年かに分けて経費計上することになります。

こういった税制上の話でその購入した車の残価がいくら残っているのかという自動車の残価率もあります。

また勘違いする人はいますが車を経費にすることができるんなんてずるいなっていう言い方があるのですが、売上利益から自動車を買うので実際には得をしていないんですね。

よく大企業が昨今は経費削減と言っていますがこれは利益を増やすためにやっています。経費で何でもかんでも買っていたら利益が減りますよね?

個人事業主レベルだと車を経費に入れると得をしそうですが、これも問題があってそもそも個人事業主で車が商売に本当に必要なのか?と税務署から指摘されることは往々にしてあります。結局按分しないといけなかったりして計算が大変だっったりしますし、自分で私用で使っている車があってその他に社用車的にもう一台持っている場合はそれは全額経費になるという扱いになります。税務署で車が業務上必要だと認められればの話ですが。

しかし考えても見てください。個人事業主レベルで車を2台持っても意味がないのです。金だけ減りますし税金保険などお金はどんどん出ていきます。

結局節税のために車を買うというのは営業上どうしても必要だという場合以外は意味がないと言えるでしょう。

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